診断から治療へ ~レルミナ~

チョコレート嚢胞

※本記事は筆者の体験に基づく内容です。治療の効果や副作用の現れ方は人によって異なるため、すべての方に当てはまるとは限りません。具体的な治療方法やお悩みについては、必ず専門医にご相談ください。

前回の診断から、いよいよ治療が始まりました。

総合病院での受診後、まずはレルミナという薬を服用することになりました。この薬はホルモンの働きを抑えることでチョコレート嚢胞を縮小させる効果があるとのことです。

念のために行った子宮頸がん検査の結果も「異常なし」。(子宮頸がんワクチン接種済みです。)

レルミナの副作用と効果

レルミナを最初に1ヶ月分処方していただき、2週間服用した後、体に大きな異常がないか確認するため再受診。その際に、さらに2ヶ月分を追加で処方されました。

ところが、服用を続けるうちに、徐々に副作用が現れ始めます。

私に現れた主な副作用
• ホットフラッシュ:突然体が熱くなり、顔がほてる症状
• 動悸:15分に一度くらいの頻度で心臓がドキドキする感覚

副作用はつらいものでしたが、(薬の効果を期待して)3ヶ月の服用を終えた時点で内診を受けることに。

その結果、右卵巣にあった7センチのチョコレート嚢胞について、先生から「少しマシになったね」という言葉をいただきました。詳しい大きさは聞けませんでしたが、もともとの嚢胞が大きいサイズだったため、引き続き薬の服用は必要だということでした。

治療費の負担と「付加給付」の活用

レルミナは3割負担の金額でも1ヶ月8,000円以上の高額治療薬でした。(2023年時点の価格です)

3ヶ月分を同じ月にいただいたので治療費が一気に増えました。

このとき初めて、会社の付加給付制度の存在を知りました。

手続きなどはしていませんでしたが、受診から3ヶ月後のお給料がいつもに比べ多くなっていて「どうしてだろう?」と思い給与明細を確認したところ、該当月に決められた限度額を超えて支払った医療費が給付されていたようです。

付加給付のおかげで、治療費の一部が戻ってきたことで、金銭的な負担がかなり軽減されました。

なお、付加給付は会社によって制度の有無が異なるようです。

付加給付とは、健康保険組合によって高額医療費の一部が戻ってくる制度のこと。自動適用されることもあれば、申請が必要な場合もあるので、自分の会社の健康保険組合の規定を確認してください。

(次回)ジェノゲストへの切り替え

レルミナは骨密度が低下するリスクがあるため、6ヶ月以上継続することは推奨されていません。

私の場合、副作用が非常に辛く、金銭的にも厳しかったため、3ヶ月服用した時点で「ジェノゲスト」という薬に切り替えることになりました。

次回は、ジェノゲスト服用後の体調の変化や、新たに現れた副作用、不正出血との向き合い方についてお話しします。

治療を進める中で感じたことなど、同じ悩みを抱えている方々の参考になれば嬉しいです。

引き続き、治療の記録をシェアしていきますので、ぜひ次回も読んでいただけると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました