これまで、婦人科の受診から手術決定までの流れを書いたことで、少し昔のことも思い出していました。
今日は、学生時代に感じていた「違和感」について書こうと思います。
高校時代
体育会系の部活と生理痛
高校時代、私は体育会系の厳しい部活に所属しており、体調が悪くても簡単に休むことはできませんでした。
生理が来るたびにロキソニンを服用し、なんとかやり過ごしていました。
母親も生理が重い方だったので、ロキソニンを飲むのが当たり前だと思い込んでいました。
でも、今思えば、ロキソニンを服用しなければならないほどの生理痛こそ、すでに体からのサインだったのだと思っています。
初めての救急搬送
高校3年生のある日、これまでに経験したことのない激しい腹痛に襲われました。生理中でした。立ち上がることもできず、人生で初めて救急車を呼ぶことに。慌ててロキソニンを飲んだことで、病院に着く頃には痛みが少し和らいでいました。
病院では点滴を受けましたが、医師から「妊娠の可能性は?」と尋ねられただけで、特に検査は行われませんでした。今振り返ると、この時にしっかり診てもらえていたら…と考えてしまいます。
専門学校時代
満員電車での通学と体調不良
高校卒業後は、電車で1時間半かかる専門学校に進学。毎朝の満員電車の中で意識を失いそうになることが度々ありました。病院で相談すると「起立性低血圧」と診断され、「特に気にしなくていい」と言われました。これは、チョコレート嚢胞に直接関係あるかは分かりません。
右胸の腫瘍と生理痛の後回し
専門学校に通っていたある日、右胸に違和感を覚え、病院で検査を受けたところ「葉状腫瘍」が見つかりました。婦人科で生理痛についても相談しましたが、「まずは胸の治療が優先」と言われ、そちらの治療に専念することになりました。(葉状腫瘍のことについては後日投稿させていただきます。)
就職・寮生活
田舎での寮生活と忙しさの中で
その後、寮生活をしながら仕事に励んでいました。ちょうどこの時期にコロナ禍が始まり、病院に気軽に行ける環境ではなくなりました。
仕事も忙しく、生理痛も「いつものこと」と思い込んでいたため、特に深く考えずロキソニンでやり過ごす日々。痛みは強くても「薬を飲めばなんとかなる」と思い込んでいました。
就職して3年後の夏、異変が…
しかし、就職して3年が経ったある夏、いつもと違う生理痛に襲われました。発熱・嘔吐・腹痛…ロキソニンを飲んでも痛みが和らがず、違和感が拭えません。
「このまま放置していいのだろうか…?」
不安に駆られ、ついに婦人科を受診することを決意しました。
終わりに
ここから先は、以下の投稿に続きます!
「あの時に気がついていたら」──そんな後悔がまったくないとは言えません。
けれど、その想いが、誰かの気づきにつながるのなら。
こうして綴ることにも意味があると信じたいです!
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